第6期修了から半年。新たな仕事やチャレンジへの歩みと変化【PRライターの仕事を契約できた・伝わる記事が書けるようになった・本業でプレスリリース執筆を任された】広報・PRプランナー&PRライター養成講座

2022年3月に修了した、Cannpass主催 第6期「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」。

その後、Cannpassが運営するPRチーム「is Closet」に所属しながら、PRのお仕事に携わっているメンバーや、それぞれのお仕事でのスキルアップを続けている方々に、講座修了後 約半年での成長や変化についてコメントをもらいましたので、ご紹介いたします!


●麓 加誉子 フリーランス/ライター(PRライター)

【1】PRプランニング・PRライティングにおいてできるようになったこと

PR視点というように、まさに全ての業務にPRの要素を見ることができるようになりました。ライター活動を9年続けていますが、講座を通してPRプラン全体像を把握する力がついたことで、目標までの地図をより正確に描いて記事を書けるようになりました。


これまでも、似たことは行っていたのですが、知識が足りておらず、狙いが定まりきらずにいたところ、講座の中でPRライティングの実践を繰り返せたことに加えて、PRプランニングの基礎と実践を学べたことが大きいです。記事の目標やターゲットを定める精度が上がったと感じます。


また、講座で実践を行えたことにより、具体的な業務がわかり、できることをしっかりアピールできるようになったことで、複数の企業さんとPRライターの契約に至りました。ライターの経歴とスキルに加えて、市民活動における広報PRの実践、講座での実績を評価していただけたことがとても嬉しいです。


【2】日ごろのお仕事へ相乗効果がうまれたこと

PR視点を身につけたことで、これまで抽象的に抱えていた疑問や不安が具体的になり、業務チーム内にて的確に質問ができるようになりました。以前より不安を早めに解消できるようになった結果、業務をご一緒する方々と、より良いコミュニケーションが築けるようになったと感じます。


また、企業や団体の理念や目標を念頭に置き、全体の動きが見えるようになったことで、逆に業務を分解して把握する力が上がりました。分解できたら、分担し分散する事ができるので、ライター活動では業務にかかる工数と時間の予測がより正確になりました。市民活動ではチーム内の負担が偏らないように気を配る事ができるようになり、業務がスムーズに回るようになっています。


【3】講座中や講座修了後の案件に関わって学んだこと

イベントの企画・運営やイベントレポートの作成をしっかりと学び、指導を受け、実践できたことは、私の中で最も不足していた知識や経験でしたので、とても大きな自信となっています。また、仲間と知恵を出しあい、分担し助けあってイベントを成功させたことは、これまでフリーランスとして1人で動くことが多かった私には、「チームで動く」とはどんなことなのかを具体的に学ぶことができました。


完全にオンラインの講座で、イベントもオンラインで行いましたが、講師や仲間ともスムーズかつ深いコミュニケーションが取れたことは、今後の仕事の仕方への自信となりました。オンラインだから、フリーランスだからと諦める必要はなく、より深いコミュニケーションを目指し、ともに業務に関わる方々全員が心地よく働ける心配りをできるようになりたいです。


講座で企画したイベントで、声をかけた方が参加してくれたことは、PRの醍醐味だと喜びを味わいましたし、自分が作成に関わったプレスリリースへの反響が参加者数に現れたのもとても嬉しかったです。記事を書いて伝え、イベントを作って伝え、反響があることがPRに関わる喜びなのだと知ることができました。これからも、より伝わる記事とより広がるPRプランニングを目指して、励んでいきたいです。


●Sayuri フリーランス・複業 準備中/元航空会社 客室乗務員

【1】PRプランニング・PRライティングにおいてできるようになったこと

「どうやったらターゲットの心を動かせるか」という客観的な視点を持ったコンテンツ制作ができるようになりました。これは、ゴールからの逆算をするPRの基礎を学び、レポート執筆や実践案件、イベント企画など、講座内で何回も挑戦できたからこそ身につけられたものだと感じます。


座学で学んだことを理解したと思っても実際にアウトプットしてみると、言葉が出ず思うように伝えられないことがあり、いままでいかに自身が理解した“つもり”だったのかを痛感することが多くありました。講座を通じてアウトプットする機会が多いのは自分の実力につながったと思います。誰かに伝えることができてはじめて力になると思い、あらためてアウトプットすることの大切さを感じました。


この講座では、実践に挑戦しながらフィードバックをもらう機会が多くあります。たとえば、「今回の記事のゴールは何か?読者にどうなってほしいのか?」とPRライティングの基礎に何度も立ち返ることで、次第に論点のぶれないレポート執筆ができ、客観性が身についていったと思います。フィードバックをいただきながら試行錯誤できる環境こそが、スキルアップにつながったと実感しました。


【2】日ごろのお仕事へ相乗効果がうまれたこと

勤務先の会社でのミーティングで年度末の振り返りの発表をした際、上司から「伝え方が上手で聞きやすかったよ」と言っていただけることがありました。

いままでは自身の伝え方をほめてもらえることがなかったのですが、相手に伝わりやすい言葉選びや順番を意識するPRライティングの基礎を学んだことが、発表のときにも活かされていたのだと思います。


それ以降、相手が心地よいと思ってもらえるような言葉の表現や伝え方をより意識する機会が増えました。先輩、後輩ともに良好な関係が築けていると実感しますし、私自身もコミュニケーションをとることが楽しいと思うようになりました。

仕事や日常のコミュニケーションでも活かせるPRライティングは、学んで良かったと思うスキルのひとつです。


【3】講座中や講座修了後の案件に関わって学んだこと

講座修了後、CannpassのPRプロダクション「is Closet」に所属し、PRライターのお仕事に携わっています。そのなかで、講座の講師である山崎春奈さんとの対談記事を取材・執筆できたことが嬉しかったです。テーマ、インタビュー内容、執筆まで、自分で考えながら記事をつくり上げていく過程は、大変ながらとても充実感のあるものでした。


また手厚いフィードバックをいただきながら記事修正ができることは、PRライティングの勉強段階である私にとっては特に貴重で、講座後も実践の案件に挑戦できる環境を作ってくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。


フリーランスとして活躍できるスキルを身につけたいという思いで講座を受講しましたが、PRの本質を深く学べたことで将来のイメージ、目指す方向がだんだんと定まってきました。

自分にとって理想の働き方が実現できるよう、これからも行動と挑戦心を持ちつづけようと思います。


●mari  会社員/企業内広報・PR担当

【1】PRプランニング・PRライティングにおいてできるようになったこと

ターゲット設定やゴール設定に基づいた読者ファーストの文章作りができるようになりました。

講座を受けるまでは“相手に伝わる”文章というものを感覚的にしか考えられていませんでしたが、「誰に対して伝えたいのか?」「そのターゲットが一番知りたいことは何か?」といった、伝えたい読者視点で内容を整理して、文章を組み立てることができるようになりました。


講座を通じて、PRの役割や「伝える」ことの本質を改めて理解し直すことができたことで、文章作りへの意識が大きく変わったと実感しています。


講座の中ではイベントを開催する機会もありました。さまざまな役割分担の中で、私はイベント告知文の作成を担当しました。イベントに興味関心を持ってもらうため、参加してほしいターゲット層の方に興味を持ってもらえる要素や順番を学ぶことができました。マスメディアを意識して社会的意義やニュース性を重視するプレスリリースとはまた異なるのだという気づきもありました。

イベント集客を目的にした告知文といっても、参加してほしい人やイベントの目的に応じた文章構成が必要なので、その文章によって達成したい目標から逆算したライティングを学ぶことができた貴重な機会でした。


【2】日ごろのお仕事へ相乗効果がうまれたこと

本業で勤めている会社の業務で、PRライティングの視点を活かした記事制作ができるようになったことです。

自社オウンドメディアの運営担当をしており、入社当初から記事制作に取り組んでいました。当初は、企画構成の段階で「この記事において伝えたい意図」がうまくまとめられず、ライターさんへ共有するにも、意図を伝えきれなかったことがありました。


講座受講後は、構成の組み立て方や論点をしっかり定めるといった「伝える」工夫を取り入れることで、スムーズに記事の意図を共有し進められるようになっています。

また、ライターさんから執筆いただいた記事の調整作業においても、この講座で学んだ知識が大いに活きていると感じています。


読者にとって一番知りたいことや要点がわかりやすく表現できているかといった視点や、記事を読んだことで読者にこうなってほしいというゴール設定に沿った内容となっているのかなど、軸を持って「相手に伝わる」記事かどうかの判断ができるようになりました。


【3】講座中や講座修了後の実践案件に関わって学んだこと

PRスキルを活かした働き方がより具体的にイメージできるようになったことです。

講座期間中に、PRパーソンの方へのインタビュー取材から記事の執筆まで行う実践案件に取り組ませていただく機会がありました。自分で立てた構成案に基づき、インタビューを進行して記事にまとめていく作業は想像以上にとても難しかったです。


インタビューで聞き出したいことを時間内に引き出すことの難しさや、せっかく貴重なお話を伺えたとしても記事のまとめ方次第では内容の本質が変わってしてしまうことなどを痛感。座学を聞くだけではわかり得なかった実際の「仕事」の難しさを経験することで、PRスキルを仕事にしていくイメージをつけることができました。


実践案件に取り組む機会があったからこそ、講座で学んだことを実務へ落としこむイメージがより具体的になり、「知識」で終わることなく自分の「スキル」として現在は本業にも役立てることができていると感じています。


私は、昨年から本業で広報業務に取り組んでいますが、将来的にはPRスキルを通じて個人でも仕事ができるようになりたいと思い、この講座への受講を決めました。この経験を通して、今後は個人の仕事の獲得にも挑戦していきたいと思っています。


●Konoha Shinada 会社員/ビジネスアナリスト

【1】PRプランニング・PRライティングにおいてできるようになったこと

講座前と比較して、PRの知識が増えたことはもちろん、文章を執筆する際に重視するポイントが大きく変わりました。自分本位ではなく「読者ファースト」の視点で記事の執筆を行えるようになりました。


ポイントとしては、ペルソナ作成や読者の興味関心度合いの分析をし、綿密にターゲット設定行うことや、読者が知りたい要素を選択し読みやすい構成にするなどです。なによりも、読者が関心のあるトピックを選択することは、簡単なようで最も深く考えるべき工程であると学びました。

このように、文章を書き始める前段階の作業に時間をかけることで、読み手に届きやすい文章の執筆を意識できるようになったことを実感しています。


【2】日ごろのお仕事への相乗効果がうまれたこと

講座内で学んだ多くのことは本業で活かされています。講座受講後の大きい変化は、オウンドメディアの運用や記事執筆などを任せてもらえるようになったことです。まだ経験は浅いため、校閲が入りながらの記事執筆になりますが、サムネイル画像の選択や記事タイトルの作成を褒めてもらうことも増えました。


また、講座を終えて半年の間に、PRを軸に新しい人とのつながりもできました。PR関係のお仕事をしている方と深いお話ができたり、社内のマーケティング関連のミーティングでPRの重要性について知識を共有したりすることもありました。結果的に、本職でプレスリリースの執筆を任せてもらうことができました。これからも執筆を継続し成長できるよう、アウトプットの機会を増やしていこうと考えています。


【3】講座中や講座終了後の実践案件に関わって学んだこと

実践案件を繰り返す中で、毎回いただくフィードバックになかに「表現がかたい」という点がありました。客観的なプロのフォードバックをもらえるおかげで、自分の文章の癖に気づくことができました。すぐになおすことは難しいと実感していますが、常に意識を向けることで表現に幅を持てるよう考えられるようになりました。


PRライティングの記事は、業界問わずニーズがあり、掲載する媒体や企業さんのブランディングによって、表現のやわらかさや、漢字の多さ、言葉選びなどを変える必要があります。

広報・PR関連の記事だけではなく、本業や私生活におけるコミュニケーションでも、状況に応じた表現を意識するようになりました。


講座での学びや気づきは、スキル面以外でも多くありました。私の場合、今の自分に不足しているスキルや、できていな部分に目を向けるのではなく、「今自分が持っているスキル」「できるようになったこと」など、ありのままの自分を受け入れて発言や行動をしながらも、さらに成長できるよう改善していくことの大切さに気づきました。

小さな積み重ねを継続することで、PRの本来の目的である「周りの人との信頼関係」の構築につながるので、これからも継続したインプットとアウトプットを続けていきたいと思います。


●詫摩りな パラレルワーク/マーケティング・個人事業

【1】PRプランニング・ライティングにおいてできるようになったこと

届けたい相手を明確にしてきちんと届けること、読者がその記事を読んだ先のことを意識してライティングができるようになりました。講座を受講する前は、多くのひとに届けばいいなと思って発信をしていましたが、ターゲットが定まらず実は誰にも届かない記事になっていたことに気づきました。


読者に興味を持ってもらうタイトルのつけ方や、最後まで記事を読んでもらえる文章の組み立て方などのライティングのスキルだけでなく、細かいペルソナ設定や、読んでもらいたい人にはどんなメディアやツールを通して伝えるのが一番伝わるのかなど、実践もしながら幅広く学びました。

また、読んだ相手がどんな状態になってほしいのかなど、その先まで考えて全体のプランニングもできるようになりました。


そして、クライアントさん側が伝えたいことと、読者が知りたいことは、必ずしも一致していないことを学び、読者が何を知りたいのかを客観的に考える「読者ファースト」の視点も意識するようになりました。

また、クライアントさんとの関係構築において、一瞬だけの大きな利益を目指すのではなく、継続的な信頼関係を築きながら一緒にファンづくりをしていきたいなど、自分がどんな軸を持ってPRの仕事したいのか、PRパーソンとしての姿勢を明確にして携わりたいと思えるようになりました。


【2】日頃のお仕事へ相乗効果が生まれたこと

リモートで働く同僚も多い職場のため、メッセージでのやりとりが多いのですが、以前よりコミュニケーションが円滑になったと感じています。講座受講前は、違う受け取り方をされてしまうことや、内容がきちんと伝わっていないこともしばしばありました。

PRが大切にしている、信頼関係の構築を意識することで、細かな配慮ができるようになり、相手によって文章のニュアンスを変えるなどの工夫によって、相手との距離も縮まり、コミュニケーションも増えたと感じています。


また、仕事の幅も広がるようなチャンスを得ることができたと感じています。

講座で、講師の方の「自分が学んでいることや、取り組んでいることをまずは伝えてみる」の言葉に勇気づけられ、上司や身近な人に講座受講の経験を伝えることができ、そのスキルを活かして今の環境でなにかできることはないか、興味を持っていただけています。


今までは、なにか成果がでたあと100%の自信を持つまで伝えることができなかったので、自分にとっては大きな一歩でしたが、講座のグループワークなどで「伝える」ことの実践をしてきたおかげだとも思っています。


【3】講座中や講座終了後の実践案件に関わって学んだこと

印象深いのは、講座内で実践したイベント企画運営です。相手が求めていることをきちんと理解し、共通認識を持つことの重要性を学びました。


私はイベント告知ページの画像作成を担当したのですが、初回のデザインでは、求められているイメージとは離れたデザインを提出してしまいました。

この経験を通して、事前ヒアリングの大切さや、わからないことはきちんと確認するなど、ビジネスパーソンの基本が、複業やフリーランスでも、どんな仕事をする場合でも大切であり、相手にとっての満足感や、信頼にもつながると実感しました。


また、タイムスケジュールの管理や、参加者やゲストの方への対応など、検討することはイベント告知などの「伝える」というライティング以外の部分もたくさんあり、講座内で企画、集客、当日の運営まで経験できたことが、達成感や自信にもつながりました。


講座生同士で意見を出しあい、気づきをシェアすることで、1人では気づけなかったことや学びがたくさんあり、一緒に作り上げていく楽しさも実感することができました。自分達が開催したイベントのプレスリリースが、実績としてウェブ上のメディアに残ることも嬉しく感じています。


この講座での学びや経験は、本業だけでなく複業でも活かせることができ、少しずつですが、理想とする柔軟な働き方に近づいていけていると実感しています。


●Misako 複業・フリーランス準備中/イベントスタッフ

【1】PRプランニング・PRライティングにおいてできるようになったこと

相手にとって必要な情報は何か考える癖がつき、根拠を持って伝えるべきことを整理しながら文章を書けるようになりました。

それができるようになったのは、ターゲットの具体的な人物像や興味関心度合い、最終的に読者にどうなってほしいのかゴールを決めて書く重要性を講座で学んだからです。それまでの自分の文章は、それが落とし込めていなかったので、まとまりがなくなってしまっていたのだと気づきました。


レポート執筆や実践案件で練習を積み重ねることで、「伝えたい内容がブレていないか」「情報が偏っていないか」などとこまめにチェックしながら執筆する習慣も身に着いたと感じます。


【2】日ごろのお仕事へ相乗効果がうまれたこと

自分が伝えたいことだけでなく、相手が知りたいことや伝えるべきことを、わかりやすく、誤解のないように伝えるというPRのスキルが、日頃のコミュニケーションに活きていると感じています。


本業で、人に仕事を教える立場になった今、講座での学びがとても役立っています。相手が知りたい情報を正しくくみ取ることができ、認識の違いなくスムーズに仕事を進められています。

また、どんな情報をどんな順番で伝えれば相手が理解しやすいか、仕事を覚えやすいかと、物事を論理的に説明する工夫やその人の立場・状況に配慮した言葉選びができるようになりました。


【3】講座中や講座修了後の実践案件に関わって学んだこと

講座の一環として取り組んだイベント企画・運営で、私は司会を務めさせてもらいました。ゲストの方々や参加者に楽しんでもらうための配慮や工夫、ほかの受講生と連携して運営を進める方法など、PRの本質である「関わるすべての人にとってのベスト」を考えつづける大切さを学びました。

ベストと一言で言っても、「絶対にこれがいい」という正解があるわけではありません。自分にとっては最善策だったとしても、ほかの人はまた違う考え方を持っていたり、別の視点から見ると改善が必要だったりすることもあるからです。


実際にイベント準備中は、私には思いつかないアイディアや意見をチューターさんやほかの受講生からいただいて、「こんな視点があったのか」と気づかされる場面が何度もありました。

いろんなバックグランドを持つ受講生と一緒に切磋琢磨できる環境は、この講座の魅力の1つだと思います。


<関連情報>

株式会社Cannpass ウェブサイト

PR人材プロダクション「is Closet」について

第7期「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」(エントリー受付中)

第6期「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」(※募集は終了しました)