かみむら ゆい

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フリーランスの営業や交渉、どうする?選ばれるためのプレゼン~第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第11回より~

フリーランスは、提供する商品やサービスについて自分でプレゼンする機会が多々あります。「あれもこれも伝えたい!」という気持ちが先行しがちですが、「相手に伝わる・選ばれるためのプレゼン」とはどのようなものでしょうか。第11回目の講義では、受講生それぞれが考えた商品やサービスについてプレゼンを行いました。そのフィードバックを通して学んだプレゼンに必要な要素を、フリーランスを目指して広報・PRプランナー&PRライター養成講座を受講中のKusamaがレポートします!日頃からの準備が重要、アンテナを立てて最新情報をキャッチ今回の講座では、受講生が2人1組となってお互いにプレゼンを行いました。半年間共に学んできた受講生同士のプレゼンでも、いざとなると皆の顔に緊張の色が漂います。私も緊張して、言いたいことが上手く言えずに何度も同じ説明をくり返してしまいました。聞いている側からしたら、不安が増してしまいますよね。そんな自分にまた焦り、結局、頭で考えていたようなプレゼンをすることができませんでした。では、自信をもってプレゼンするにはどうしたらよいのでしょう?それには「自信をつけるための要素を洗い出すこと」がもっとも重要なんです。そして、もちろん「事前にしっかり準備すること」も大切とのこと。今、自信がないのなら、まずは自信をつけるためにできることを考えます。自分が提供する商品やサービスに対する知識を深める、わかりやすくまとめた資料を作成する、その時のトレンドなど時流をつかんでおくなど、事前準備と日々コツコツとできることを積み重ねることが大切です。プレゼンのイメトレを行うなど、立ち振舞のプラッシュアップも自信につながりますよね。また、アンテナを立てて最新情報をキャッチしていくことも自信をもって提案することにつながっていきます。自分が伝えたいこと=本当に相手が必要としていること?実際にプレゼンをするときは、つい自分が伝えたいことを話してしまいがちです。でも、それより「どうしたら相手によろこんでもらえるか」「自分に置き換えた時にどうしてもらったら嬉しいか」など、相手の立場に立って考えることが、プレゼンを成功に導くポイントです。一方的に話してしまわず、途中で相手に質問をしたり、理解できているかどうか耳を傾けるのも丁寧ですよね。私も、プレゼンの途中で相手の希望を聞いたり、お互いの理解にズレが生じていないか質問・確認に努めてみました。そうすると、相手の表情が明るくなったり話がはずんだり、相手との距離が近づいたように感じました!また、お客さまは「このサービスを利用したらどういう結果がでるのか」「この人に任せて(この商品を買って)大丈夫か」という疑問や不安を抱えているかもしれません。相手が「何をすれば、どういう結果が起こるのか」をイメージできるように明確に伝えることが大切です。人と人とのつながりを大切に。信頼関係を築くプレゼンを経て、商品やサービスを購入してもらえれば嬉しいことですが、それだけを目的とするのではなく、「時間を割いて会ってよかった!」と思ってもらえるような関係をつくることができたら、それは代えがたい宝となりえます。今回は購入されなくても、次の機会に声をかけてもらえるような関係性を築くことが、PR視点でのプレゼンです。「今買ってほしい!」と、自分本位にならずに相手目線で考え、強く押し売らないこと。もちろん、ビジネスである以上営業や交渉において「買っていただくこと」は大切。でも、まずは、売れるか売れないかに気を取られずに、信頼構築をしましょう。そうして、本当に必要なときに、自分に声をかけてくだされば、お互いにとってよいことですよね。これまで学んできたことと同様に、プレゼンにおいても「関わるすべての人たちとよりよい信頼関係を築いていく」ことを念頭に準備し、提案を行うことが重要だと理解を深めることができました。今回の講義では、実際にプレゼンを行うことによって自分に足りない部分を数多く発見することができました。また、プレゼンを受ける側になって、相手がどんな情報を必要としているかを知ることもできました。この気づきを自分の提案に反映させ、「相手に伝わる・選ばれるためのプレゼン」を作成していきたいと思います。いよいよ次回は本講座最後の講義です。ゆいさんから半年間学んできたことの集大成となる講義に向けて、自分自身を再度見つめなおし臨みたいと思います。(執筆:Chika Kusama)

PRに欠かせないイベント開催を成功に導く、PRライティングの基本~第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第7回・第8回より~

PRをするにあたっては、イベント開催も欠かすことができません。「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」第7回・第8回のテーマは、イベント企画から集客までをPRパーソンとして成功させる方法について。実際に、2018年5月16日には受講生のみんなでPRトークイベントを開催しました。受講者&イベントは運営スタッフのひとりとして参加する栗原ひろみが講座の様子をレポートします!届けたい人に届く「イベントタイトル」を考える第7回では、「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」のメンバーとして自分たちでイベントを主催するなら、どんなイベントにするか、グループに分かれてアイデアを出しあいました。どんな人に来てもらうべき?来てもらいたい人たちに、イベントに興味を持ってもらえるキーワードってなんだろう?「どんな人に来てもらうべき?」の部分では、イベントの開催目的から逆算して、性別・年齢層・どういう悩みを持っている人か・どんなライフスタイルを好んでいるかなどを、具体的に深掘り下げて「ペルソナ」を決めていきました。ペルソナが決まったら、そのペルソナが、どんなイベントタイトルなら「参加したい!」と思うかをディスカッションしました。興味をひきそうなキーワードはぜひ入れたい。でも詰め込みすぎたらわかりにくい……。その試行錯誤はまるでパズルを解く感覚に近いものがありました。結論として、2018年5月16日に開催したイベントのタイトルは「PRトレンドから学ぶ、今やるべき『企業PR』と『フリーランス向けPR』」となりました。「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」主催ということで、目的としては、PRを成功させたい企業やフリーランスのみなさまに、そのコツを得てPRに活かしてもらうこと。もちろん、それによって、講座や主催社を信頼していただくことや、いざ「PRをどこかに任せたい」というときに思い出してもらうということも目的の1つです。申込まれる告知文の秘訣は、ポストイットでつくり込む「構成」第8回では、イベント前に必要な告知文や登壇者へ質問したいことなどを、グループに分かれて考えました。まずイベントを開催するために必要な「要素」を洗い出します。例えば会場の規模・開催日時・イベントの趣旨などを思いつくまま書き出していきます。それらが出そろったら、告知文を作成します。いきなり文章を書き始めるのではなく、告知分の「構成」を組み立てるのです。そのときに利用したのが付箋紙(ポストイット)です。ポストイットには、告知文に必要な要素を1枚ずつに書き出します。「主旨」「こんなイベントです」「こんな人におすすめ」「開催場所」「登壇者プロフィール」などです。さらに、「主旨」や「こんなイベントです」のなかに紐づく「SNS活用法」「オウンドメディア成功事例」「PRとは」「PR業界の現状」などと細かく要素わけしていきます。どの順番で、各要素を書いていけば、告知文を見たとき、イベントに興味をもった人が申し込みたいと思ってもらえるのか。机に並べて位置を入れ替えて最適な順番を考えます。いきなり文を書こうと、思いつくままに書き連ねてしまうと、気がついたら論点もずれてしまいがち。わたし個人としては、つい前へ前へと突き進んで文章を書いてしまいがちなので、この手法は今後も積極的に取り入れたいと思いました。そしてできあがった告知文の一例が、こちらのプレスリリースです。・注目のPRトレンド「インフルエンサー×SNS」「ストーリーテリング×オウンドメディア」から学ぶ、今やるべき企業PR&フリーランス向けPR〜トークイベント・5月16日(水)夜・東銀座〜告知のタイミングまでを、計画するイベントの告知場所としては、申込みページとなるイベント告知サービス、Facebookイベントページやプレスリリース配信などがあります。今回は、直前にゴールデンウィークがあることを考慮して、どの媒体でいつ配信すれば、目に留まりやすいか、シェアしてもらいやすいのか。イベントを探す人びとや友人の行動パターンを想像しながら、それぞれの媒体におけるリリース時期にも気を配って公開するスケジュールを計画しました。イベントタイトルや告知文や質問内容……。それぞれを丹念に考えて、イベントに来てほしい人に読んでもらえそうなタイミングで告知する。今回講座で実践したことを振り返ってみると、イベント企画には、これまで学んできたPRの考え方がとても重要なのだと気がつきました。登壇者の4名からどんなお話が伺えたのか、そしてイベントは無事成功を迎えられたのか。当日のレポートも公開しています!・イベントレポート(※イベントは終了しました)PRイベントレポート「今やるべき企業PR&フリーランス向けPR」インフルエンサー×SNS・ストーリーテリング×オウンドメディアのプロを迎え、2018年5月に開催しました!(執筆:栗原ひろみ)

PR視点で”読まれる記事”のつくり方。綿密なターゲット設定からはじめるPRライティングのポイント~第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第6回より~

「第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座」も折り返しに差しかかった第6回目は、PRライティングに特化した充実の講座内容でした。インターネット上の数ある記事の中から、積極的に読み進めたくなる記事には、PR視点でのいくつかの理由が秘められていました。読まれるライティングをするためにポイントは「ターゲット設定」「構成のつくり方」「タイトルのつけ方」など、多岐に渡ります。今回のレポートは、PRについてもライティングについても、共に学び中のNakamoriがお届けします。 ターゲット設定は、詳細にまず、大変重要なこととして「誰に何を届けたいのかを明確にするように」とのお話しがありました。「ターゲット設定」をするということです。読んでほしいターゲット層については、例えば「新橋エリアに勤務するOLさん」だけでは、全体像がぼやっとしていて具体性に欠けていますよね。届けたい相手に的確に届けるためには、年齢層や属性、性別だけではなく、「どんなことに関心を持っているか」「どんな悩みがあるか」など、1人ひとりの輪郭がはっきりするくらいに詳細なターゲットイメージをするのがポイントとのこと。なるほど、1本の記事の裏には綿密な落とし込みがありました。ターゲットに届く「言葉選び」を各ターゲット層にあった言葉で、読みやすくわかりやすい内容で伝えることもポイントになってきます。例として、「美しい」という言葉は「何をもって美しいのか」が人によってとらえ方が違うので、より的確に受け手に伝えるための表現力をアップさせましょうとのこと。その秘訣についてのお話しに。自身の表現力をみがくには、美しいとかキレイとか、日常でよく口にする言葉を、もう1段掘り下げて「その美しいという感覚はどこから呼び起こされたのか」「どんな要素がそろっているから、そう感じるのか」を探り、分解して言葉にすること。また、感情が動いた自分の心と敏感に向き合い、その正体を突き止めることで自己分析力が増し、さらに受け手へと表現することにより、表現力そして文章力アップへとつながって行きます。さらに、1つの言葉も類義語で言い換えができないかを調べてみること。そして、その中でもどの言葉がより多く検索されているかを調べることも必要です、とのことでした。ブレのない1本を書くために、論点を決めるいざ文章に向き合うと初めに書きたいと思っていた内容から最終的に話がそれてしまったり、話題がふくらみ過ぎたりしてしまった経験はないでしょうか。PRに関わる人でなくとも、SNSへの投稿文やブログを書いていれば、思い当たる節があるかもしれません。そんな時、どうしたらしっかりと軸のあるブレない記事や文章が書けるのでしょう?それは文章やタイトルを書き始める前に、構成をつくること。見出しや見出し内に記載する項目を並べた設計図のようなものをつくるのです。さらに、その前に、記事(投稿内容)の論点を決めることも大切です。「この文章で伝えることは、これ」と、1つだけ重要な目的を決めるのです。それによって、この情報は誰に届いて、どうなってもらうことがゴールなのかを見据えること。伝えたい情報が何なのかをブレないようシンプルに要点をしぼっていくことが重要となります。そして、伝えたいことがいくつかあったとしても、最終的に読者がなにも受け取れずに終わってしまっては意味がありません。欲張らずに書くことも念頭におく必要があります。慣れるまで少しむずかしそうですが、ここは習慣にしたいところですね。タイトルは2秒以下で読まれている実情……!そして、読み手が最初に目にする「タイトル」の重要性について学んだ講座のひとこま。一例としてあがったのは、1日に数百通とメールで受け取る記事を読みこなすマスメディア関係者などは、どのプレスリリースを読むべきかの判断をすべく、タイトルをさっと2秒以下で読み、さらにこのまま読み続けるかどうかを判断している、と聞き、ざわめく受講生たち。まだライターとして文章を書いたことがなかった私の場合、この話しを聞くまで強くタイトルに意識を向けたことはなかったのですが……。すでにライターとして活躍していたり、オウンドメディアで記事を書いている受講生たちは、口々にタイトルの重要性とむずかしさは身をもって感じている、との話。中には「読まれている記事」のタイトルだけをいくつもピックアップしてどんな共通点があるのかを研究したことがあるというツワモノまで。タイトルには、「あなた(読み手)にとって必要な情報がこの本文にあるんですよ!」ということが伝えられていることが求められます。さらに、どんな語順で書かれていれば読み手は瞬時に理解しやすいのか?を考えるのもコツだとか。たとえば「ニューヨーク」に関する記事のタイトルに、この言葉をカタカナで入れるのが適切なのか、あるいは英文字でNYと記載した方がより読みやすいのか、検索されやすいのか。そして、タイトル全体の文字数は適切なのかなども重要です。今回の講座、PRライティングの考え方やその手法を身につけることは、ビジネスだけでなく、家族や友人とのコミュニケーションでも大変有効だと思いました。相手のことを考え、的確にその情報をキャッチしてもらえるよう、まずは身近な人へ届けてみることから始めてみようと思います。次回はいよいよ後半となる第7回目。待ち遠しい! (執筆:Mino Nakamori)

効果的なPRにはWebマーケティングの知識も必要。「検索される」「選ばれる」コンテンツづくりのコツ~第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第5回より~

PRとは? からスタートしたこの講座も早くも5回目。座学に加えて、商材のプランニングをグループで考えるなど実践的な学びも増え、PRの奥深さとおもしろさを体感しています。今回の講座のテーマは“Webマーケティング”。これからのPRパーソンにはwebの知識が欠かせないそうなのですが、Webの知識とPRはいったいどのように結びつくのでしょうか?PRもWebマーケティングも初心者の山口真依がレポートします!PRはインターネットの登場で大きく変わった!PRとは、Public Relationsの略。これはパブリック(すべてのステークホルダー)とよい関係性をつくっていくことで、結果的に売上や成果につなげていくというものです。以前は、お客さまやこれからユーザーとなる人々との関係構築には、マスメディアで情報を発信するしか手段がありませんでした。だから、PRパーソンはマスメディアと関係を築き、そこで取り上げてもらうことが重要でした。しかし、インターネットの登場でその状況は激変。ネット上で企業自らメディアを立ち上げたり(オウンドメディア)、SNSなどで個人の情報発信も可能になりました。PRをするうえで、直接お客さまと関係構築ができるようになったのです。どんな企業も(フリーランスなどの個人も)インターネットでの展開が欠かせなくなりました。そのため、PRパーソンにもWebマーケティングの知識が必要になったのです。SEOは記事の「質」が大事突然ですが、皆さんはこのレポートをどのように見つけましたか?SNSなどから見つけた方もいると思いますが、PRに興味があり、Googleをはじめとする検索チャネルに「PR」などとキーワードを入れて見つけた方もいるかもしれません。私たちが何か探したいときによく使う方法だと思います。では、キーワードを入れたときに、どうしたら検索結果の上位に表示されるのでしょう?ゆいさんからのこの問いに、受講生のみんなからは「SEO対策用のキーワードが盛り込まれていること」「(記事を配信するサイトの)記事の量や更新頻度が多いこと」など、さまざまな意見が飛び交いましたが……。今インターネットの検索でカギを握るのは、記事自体の「質」。記事の詳しさやSNSでよくシェアされているか、読者が検索したワードに的確な答えを与えているか、などが検索で上位に入るポイントです。検索するときに利用するGoogleは、検索者に最適で質の高い情報を届けられるよう、年々検索の精度を上げています。「検索される」って、「選ばれる」って難しい!PR=関係構築という視点でも、単純な記事へのアクセス数などでは測れない読者との深い“絆”をつくることが求められますよね。この絆のことをエンゲージメントとよびます。確かに、よく考えてみるとWebで検索したときに示される記事は何万とあることがほとんど。その中で上位に選ばれるのは本当に大変なことだと思いました。そこからさらに記事を読んでファンになってもらったり、何かを買ってもらったりするのは、簡単なことではありません。私も仕事でコンテンツの制作に携わっていますが、自分がつくったものはプロダクトとして当たり前に売られる場所が確保されています。そのためか、自分には“選ばれる”モノをつくる意識が足りなかったと感じました。また、この“選ばれる”という言葉は、実は今までゆいさんから何度となく聞いたキーワードでもあります。というのも、この講座で学ぶのは単なる広報・PRの知識だけではありません。フリーランスや海外での活動を目指す人が多く受講していて、自分で仕事をする力をつけるエッセンスも学びます。自分で仕事をしていくには、「この人と仕事がしたい!」と、まさに“選んで”もらえる人物になることが必須! PRの仕方でも、仕事に対する姿勢でも、「選ばれるための努力」を怠らないことが大事だと実感しました。Webマーケティングを学んで改めて考える、PR的視点って?さらに、私が今回の講義で印象的だったのが、Webの記事の成功についてです。Webでの効果と聞くと、記事へのアクセスが増えたり、「バズる」など短期的に記事が拡散するイメージでしたが、それらはPR的にはあまり重要でないという話に驚きました。PRに求められるのは中長期的な視点で考え、信頼関係をつくり、サービスやブランドのファンになってもらうこと。たとえ多くの人の目に触れても、PR対象にいいイメージを持ってもらえなかったり、名前しか覚えてもらえなければ、関係づくりには発展しません。記事がおもしろくても、その印象だけで名前すら覚えてもらえない、なんてこともあります。そのため、PRライターは記事のリンクまで見てもらえたり、内容にコメントをもらえるくらい、読者に興味や愛着を持ってもらう工夫をすることが大切です。初回の講座から、PRでは中長期的な視点が大切だと繰り返し学んできましたが、Webマーケティングの視点からこのPRの基本的な考えを見直して改めて理解を深められました。次回は、今回の知識も踏まえてPRライティングを詳しく学びます。回を重ねるごとにさまざまな学びがつながり、ますます濃くなっていくPRの知識。残りの講座も楽しみです!(執筆:山口真依)

PRは、数値や売上目標にくわえて“長期的な信頼関係の構築”を目指すもの。PRプランニングのキホンとは?〜第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第4回より〜

PRの手法が増え、選択肢はいっぱい。どうすれば、効果的なPRができるのか……。そんなお悩みをもつ企業や個人の方も多いのではないでしょうか。PRとは、世の中やクライアントなど、すべてのステークホルダーと中長期的に信頼構築していくこと。そのために、誰にどんなことを伝えたいのか。どんな手段をつかうのか。最適なPRの方法を提案するのがPRプランナーです。「第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座」第4回めの講座では、PRプランナーとしての基礎力を身につけるため、グループごとに演習をしました。そこから学んだPRプランニングにおける大事な要素を、駆け出しPRライター&PRプランナー山崎春奈がご紹介させていただきます!PRのスタートは目標設定から。数字ではかれる基準もおろそかにしない今回の講座では、実際に自分たちが売りたい製品やサービスのPRをグループワークで実践しました。まずは、目標を設定することから始めます。なぜなら、PRプランナーは、ゴールにむかって最適な道すじを考える人。ゴールがどこかわかっていなければ、たどりつく経路を考えることさえできないですよね。いつまでに売上をいくらにしよう、ユーザーを何人にしようというような、期間ごとの目標設定は、はじめに考えないといけない大切なことです。5年後の目標は?では、その5年後のための1年後、そして半年後は?少しずつ逆算して目先の目標に落としこんでいきます。このときにポイントとなるのは、きちんと数字で達成基準をはかれる目標にすること。たとえば、健康にいいスイーツを売るなら、「若い女性に人気がでている状態」という目標では、漠然としすぎていて、具体的にどうなっていることを意味するのかわかりづらいですよね。一方、「売上100万円」のような、数字ではかれる基準を設定すると、そのためにどうすればいいのか、具体的な方法がみえてきます。こうして数字で基準を設定するものの、PRの効果は数字ではかりにくいといわれています。なぜなら、PRは、よりよい関係づくり、信頼関係の構築といった数字ではかりにくい指標も大切だからなんです。数字での基準はきちんと設定しつつ、数字でははかりきれないものまで創っていくのが、PRプランナーの重要な役割でもあるんですね。夢物語ではない最適なPRを。ゴールに導くための手段と予算は?目標が設定できたら、予算を確認し、ゴールにたどりつくための手段をきめていきます。たとえば、「1年後、新商品スイーツの売上100万円」を目標とします。どんな方法でPRしていけばいいのでしょうか?届けたい人たちに、どんな手段をつかって伝えていけば効果的なのでしょうか?PRの手段はさまざま。マスメディアとのリレーションだけでではなく、SNSやオウンドメディアといったオンライン施策、イベントや店舗などのオフライン施策などもあります。それぞれの商品やサービスによって、最適な施策は違いますし、手段ごとに予算も変わってきますよね。PRプランナーには、これらの手段の予算や特性をしっかり理解し、目標まで最適な方法でたどりつくためのプランニングをしていくことが求められるんです。なんとなくよさそうというという、ふわっとしたままだと、予算内におさまらない、予想とは違う広がり方になってしまったなんてことも。夢物語で終わってしまわないよう、中長期的、効果的なPR施策を考えていきます。こうして、「目標、期間、予算、特性」といった、いろんな要素にアンテナをたてながら、ゴールまで進めていくことができるからこそ、PRプランナーは必要とされるんです。今回の講座で学んだ、PRプランナーとしての大事な要素は、まだまだ最初の入口。PRは、知れば知るほど、奥が深くおもしろいと感じています。キホンをしっかり意識しながら、大切なゴールである、中長期的な信頼関係の構築へと導くことができるPRプランナーは、どんどん価値が高まっているんですね。次回のレポートもお楽しみに!(執筆:PRライター 山崎春奈)

PRの基本はコミュニケーション! 魅力が届く「伝え方」とは? ~第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第3回より~

「直接的な広告や宣伝とはちがう方法で、そのよさを伝えたい」以前、仕事で商品のプロモーションにかかわっていた私は、イメージやストーリー性を伝えて製品のファンを作っていくことにおもしろさを感じていました。プロジェクトを離れてからもその感覚が忘れられず、「伝える」のスキルを磨きたい、いずれは会社員という枠を飛び出したい、と思っていたときに出会ったのが「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」。PRを学び始めて1か月。講座の様子をオノミチコがレポートします。PRの第一歩は「自分の言葉で発信すること」1月から始まった講座も3回目。今回は「これまで学んだことや気づいたことをみんなの前で説明してみよう!」というゆいさんの呼びかけでスタートしました。PRとは? PRライターとは? PRプランナーとは??わかっているはずなのに、いざとなると説明できない。単語は浮かぶものの、説明しようとすると言葉にならない。もやもやしながら手元のノートを急いで見返していると、ゆいさんの声。「みんなめっちゃカンニングしてるやん!笑」メンバーの説明に、ゆいさんが補足や解説をしてくれて、「わかっているはずのこと」の輪郭がはっきりしてきます。「わかったつもり」では、何も伝えられない。「わかったつもり」から抜け出せているかは、自分の言葉でアウトプットできるかどうかがひとつの目安になるのかもしれません。ゆいさんのお話のなかで、私がいちばん気になったのは「これからのPRライターは質が勝負」ということ。書く力はもちろんのこと、時代を読み取る力、分析力、情報に対するアンテナ、センス。課題はいっぱいです。はじめてのPR体験で知る「伝えたかったこととちがう」の2つの意味PRについての復習や、言葉にすることのむずかしさを感じたところで、いざ実践。2人組になって、Aさんの趣味をBさんがヒアリング、その趣味をみんなにプレゼンしてPRするというワークをしました。何を話したら、素敵なところをわかってもらえる?どんな質問をしたら、魅力を引き出せる?何をどう伝えるのか。どう組み立てるのか。プレゼンを聞いた人に「自分もやってみたい!」と思ってもらうには?その場にいる人に、ファンになってもらうには?自分の趣味を話すAさんも、ヒアリングをするBさんも、真剣です。Bさんがみんなにプレゼンをしたあとは、Aさんから内容の補足とBさんへのフィードバック。そこで私はあるペアのフィードバックに衝撃を受けます。それは「(Aさんが)伝えたかったことと、(Bさんのプレゼンの)内容がズレていた」、というもの。よくよく聞いてみると、「いちばん伝えたかったメッセージとはちがったけれど、広げてもらえてよかった」という、「ちがってよかった」という意味だったのですが、私がとらえたのは「伝えたいことが伝わらなかった」というネガティブな意味。「伝えたかったこととちがう」には2つの意味があったのです。どちらが正解ということではなく、どちらもありえる。それがPRの難しさであり、おもしろさでもあるのかもしれません。PRライターの命は、戦略と情熱さらに、「(PRライターの場合)インタビューした人が言った言葉をそのまま書くのは、ちがうこともある」というゆいさんの言葉に、目からウロコ。私は「(話し手が)伝えたいこと」をそのまま正確に伝えなくてはいけないと思っていました。でも、そうじゃない。「伝えたいこと」の本質をとらえるだけでなく、PR的視点でいかに効果的に伝えるかが、だいじ。もしクライアントさんから「伝えたこととちがう」と言われたら、「PR的視点ではこちらのほうがいいです」と戦略にもとづいた提案や説明ができるように、とゆいさん。そうか、PRプランニングができるPRライターってそういうことか!PRのベースとなるのは、その対象の理解だけではなく、知ってほしい、好きになってほしいという想い。それは言いかえれば、「情熱」や「愛」なのではないかな、と思います。趣味プレゼンのとき、圧倒的な情熱をもって自分の趣味について語ったメンバーがいました。好きでたまらないという気持ちがあふれ、その熱に、もっと聞きたい、という思いを引き出されました。愛をもって、戦略を立てる。戦略にもとづいて、書く。聞く耳をもってもらうために、情熱をこめて語る。それがPRプランナーであり、PRライターなのかな、と私は感じました。みんなちがって、みんないい。最後に、ゆいさんから。「みんなの発表をきいて、反省することもあったかもしれない。でも、すべてバランスよくしようとしなくていい。いいところをいっぱい見つけて、そこを伸ばそう。よかったところを伝えてあげよう」いいところ、素敵なところ、魅力的なところ。それらを見つけて伝えることは、PRの原点でもあります。普段からこれらを意識することは、とても大切。講座終了後、メッセンジャーがメンバー同士のフィードバックで盛り上がりました。それぞれが感じたそれぞれの想い。おたがいが認めあって伝えあって、つながりが深くなっていく。「PRとは、かかわるすべての人たちとよい関係をつくること。信頼関係を築くこと」ゆいさんが講座の初日に教えてくれたことが、メンバー同士のつながりのなかでも活かされていきます。みんなちがって、みんないい。そんな言葉を強く感じた1日でした。(レポート:オノミチコ)